医療法人 康誠会
老人性認知症センターをご存知ですか
認知症高齢者を理解するために(基礎知識)
1.統計による指標
(1) 高齢化率の将来推計
(2) 在宅における認知症高齢者の性別・年 齢5歳別出現率
(3) 65歳以上の認知症高齢者数
2.認知症についての知識の普及
(1) 認知症の原因
(2) 認知症の症状
3.相談・情報の提供の充実
4.早期発見早期対応
5.的確な診断と早期治療
6.認知症の予防
7.介護者への指導・介護法の充実
8.原因・治療法・危険因子・予防法の解明
9.保健・医療・福祉の連携、ネットワークの確立
10.在宅ケアシステムの充実
11.入所施設の充実
12.権利擁護システムの確立
認知症高齢者へのかかわり方
1.自宅でもできるリハビリテーション
2.認知症を防ぐ家族の接し方
(1) ボケあいうえお
(2) 呆け老人の介護10ヶ条
3.機転の効いた暖かい介護を
参考資料
1.認知症の程度
2.日常生活自立度判定基準
(1) 認知症高齢者の判定基準
(2) 障害高齢者(寝たきり度)の判定基準
3.ぼけ予防の10ヶ条
4.改正長谷川式簡易知的機能検定スケール(HDS-R)
5.関係機関等名簿
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認知症高齢者を理解するために(基礎知識)
入所施設の充実
 入所施設としては、病院(老人病院や精神病院)、老人保健施設、老人ホーム、グループホームなどがあります。
 病院では、老人性認知症センターなどで行われる診断や治療方針決定のための短期の入院のほか、医療を必要とする認知症老人のための老人性認知症治療病棟・療養病棟での短期およびより長期の入院が行われます。
 しかし、これらの病院のなかには専門医がいなかったり、医療レベルが低かったりするところが少なからずあり、今後は医療のレベルアップが必要です。
 老人保健施設は、もともと病院から自宅へ戻るまでのリハビリテーションのための中間施設としてできたものですが、自宅へなかなか戻れず、入所が長期化する認知症老人が増えているのが実情で、もともとの機能を維持するためには、上記の在宅ケアシステムの充実が必須です。
 老人ホームとしては、特別養護老人ホームが認知症老人に対応しており、最近ではかなりレベルアップされてきているが、まだまだアメニティを含めた質の向上が必要ですし、絶対数が不足しており、大都会では入所に何年も待たなければならない状況です。軽度の認知症の場合には養護老人ホームをもっと活用することも検討すべきでしょう。
 グループホームは最近導入された新しいタイプの一種の老人ホームです。小規模で家庭的な雰囲気のなかで、個々の認知症老人にきめの細かいケアが可能であり、今後わが国でも増えることが予想されます。
 現状では、これらの入所施設を増加させることが必要ですが、前述したように、認知症老人については在宅ケア中心でいくべきです。入院・入所中心で考えますと、これらの入所施設がいくつあっても足りないことになりますが、在宅ケアの充実により入所化を減らすことが可能になります。また、これらの施設間で役割分担をはっきりさせ、各施設間の連携を強化することが肝要です。

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